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夜郎自大

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小国が大国に挑む!

YJM 1971 

水分0ってのは語弊があったかもしれません。
一般に、古くなりすぎたギターの音からは艶がなくなって
ガラガラの音になる傾向が強く、クラシカルメタル的な音を再現しにくくなってしまいます。

私はヴァイオリンに関する知識は全くないので、よくわかりません。
通常、エレキギターの木材は個体であって空洞があるものではありません。
(ストラトにはピックガード間に「空洞」が出来ますが)
→空洞の空間を利用した「鳴り」とは異なるということです。
ヴァイオリンとは全く別物と考えていいのでは?と思います。
また、クラシックの楽器と一般的なギターの塗装形式もかなり違います。

私は中古のギターを購入して再塗装に挑戦した事があるので、
ちょっとだけ塗装の話をします。

一般にギターの塗装は
①目止め
②木工用のプライマー塗装
③下塗り(たいてい白)
④本塗装1
⑤研磨
⑤本塗装2
⑥クリア塗装
⑦研磨・コンパウンド
の流れで行います。YJMのギターはラッカーではなく、ポリウレタン塗装なので
この工程とほぼ同じと考えていいでしょう。

①は、木材の隙間を埋める為に、細かい「との粉」(木の粉)を隙間に流し込みます。
アルダーはこの工程を省く事があるようですが、アッシュだと必須の工程です。
②との粉が崩れないように、プライマーという塗料で木材を保護します。
このプライマーはかなり重要で、これをやらないと
、塗料が木材に吸収されてしまい、塗っても塗っても塗装が完了しません。
さらに鳴りが悪くなってしまいます。
あとの説明は省きますが、ラッカーを除くギターの塗装はだいたい4-5層の構造を持っていて
その目的は、物理的な衝撃から本体を守る/木材の過剰な水分の吸収を防ぐ/過剰な水分の流失を防ぐことにあるのです。

yjmduck+.jpg

YJMの有名な愛機は1971年製で、1994年ですでに製造から23年も経ってます。
1994の来日公演の段階で、
「もうこのギターは休ませる必要がある」と発言しています。(※イングヴェイマルムスティーン奏法3より)
1994年の段階で、ダックは老朽化が極度に進行した状態で、
ネックのジョイント部分にヒビ、ヘッドの割れを修正した状態です。
「アルケミー」「フェイシングザアニマル」のレコーディングでは、老朽化したダックを封印しています。(※不明)

いずれにせよ。「WAR To WAR」がレコーディングされた2000年前後の段階で、(※イングヴェイマルムスティーン奏法3より)
約30年も経っているので、塗装膜が完全な状態であっても、木材の老朽化は避けられません。
どうしても音の艶・音の伸びがなくなってしまいます。
70年代の音楽で、このようなヴィンテージサウンドを好まれる方もいますが
80年代以降のHR系の音楽には不適だと思います。

1994年の段階で「こいつは退役だな」と発言していたのに
2000年前後のレコーディングでなぜ使用したかというと、①自宅スタジオが完成して気分が高揚していた。
②作風にガラガラの音があっていると思った。 からでしょう。
当時は最悪と言われた作品でも、現在からみると古風で渋い感じの作品と評価することもできます。

2011年の取材では、1971ダックは自宅のショーケースの中に保管してあるそうです。
その代わりに、2008?頃にカスタムショップから販売された180万円のYJMモデルを2本所有しているそうで、
気分次第ではこのモデルでライブに参戦!ってこともあるかもしれません(※2011/3ヤングギター)

fender yjm csshop

http://www.katou-jp.com/maruka/mark2/index.html
↑ギターの塗装・改造に興味が沸いたらこのサイトのHPを参照するとイイと思います。
個人的な意見ですが、ギターの改造・再塗装は結果的に割に合わないと感じています。
塗装に失敗したギターは2本、改造失敗が1本ですね。みんな中古ベースですが…

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